来たときより、車が増えています。
後ろの方には、来たときからあったイタ車がまだ止まっていました。
いったん車を降りてお散歩して、いざ出発です。
ここからだと、山陽道→中国道→名神→中央道→長野道
で約7時間の道のり。
あいかわらずの雨の中、運転手と助手席が起きてて、後部座席のひとは寝て、ときどき交代しながら長野を目指しました。
特に急いでいるわけでもなし、のんびり向かっていたのですが、つぎに問題が起きたのは大津SAをスルーしたあと。
草津PAで休憩しようとしていたら、後ろで寝ていた先輩が起きました。
そしてラジオで高速道路情報を確認。
・・・多治見‐土岐 間で通行止め!?
中央道で帰るならここを通らなくてはならないのに。
理由は、災害。
きっと大雨の影響で地崩れかなにかがおこったのでしょう。
うちらが行くまでに通るのかな・・・
と心配しつつ、迂回路を考えつつ、こんなときに頼りになるのが父親です。
通行止めだよー、どうしよー。
とメールしたら、すぐ電話が返ってきました。
「北陸まわりで帰ってこい」
ちょうど米原まであと数キロの時。
ぴったりのタイミングで、米原から北陸自動車道へうつりました。
北陸をまわると数十キロ遠くなるので、あたしは初めての体験です。
ちーちゃんも先輩も西のひとだし、みんなで地図を見ながらわいわい。
途中に寄った尼御前のSAかどこか、トイレがとっても素敵でした。
手を洗うとこ
パウダールーム
最近のSAは凝ってるのねー
ときどき前も見えないほどの雨に襲われつつ、糸魚川を過ぎたのが6時過ぎ。
上信越道に入って、ずーっと南下して、信濃町ICを降りたのが7時半。
そこからあたしがちょっと遠回りしてしまい、8時20分に実家に帰りつきました。
17時間半・・・
長い旅路でした。
吉備からだと約11時間か。
家では豚の冷しゃぶを食べ、激多忙母と一家に一人父と宇宙人妹との遭遇を果たし、先輩が三線を披露してくださり、妹はヴァイオリン、あたしと母はピアノを。
やっぱり我が家は賑やか過ぎます。
父親が出してきた焼酎とウイスキーを飲みながら、3時近くまで喋っていました。
翌日は8時起床。
観光の1日です。
つづく