2011年12月11日日曜日

いざよいに物想う

きのうは満月で月食でしたが、きょうはその次の日、十六夜です。
いざよいと読みます。

月の呼び名はまだまだ続き、立ち待ち、居待ち、寝待ち、更待ちと変わっていく。
けど、きょうは十六夜。

あたしはこの月が一番好き。
満月は綺麗に澄んでいるけど、その次の日の月は濃くて大きくて、びっくりするような存在感なのです。

きのうあんまり写真撮れなくて悔しかったので、撮ってみました。


あたしのコンデジはこれが限界かなー



むかしは満月がいつだとか、どの月が綺麗だとか、気にしたことなんてなかった。
月は気づいたらまん丸で、いつのまにか欠けていたし、
山の緑はいつの間にか紅く変わって真っ白になって、
旬の食べ物はよくわからないけど食卓に並んでて、
暦とか季節の移り変わりとか、勝手に感じているだけで意識したことなかった。

最近すこしずつわかるようになってきて、
十六夜がきれいだとか、今の旬はこれだとか、
そろそろ紅葉だとかコスモスが咲くとか、
そういうことを考えるようになるのも、大人になったってことなのかなーって思ったりする。

ひとはたくさんのモノを失って大人になっていくと思ってたけど、
それだけじゃなくて、豊かになる部分もあるんだって考えたら、
大人になるのも悪くないなーなんて思いました。

以上♪

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