2011年12月11日日曜日

体育祭2012


きょうは体育祭の日でした。
(たしか)6年前に復刻され、以来毎年続いてきた体育祭。

18歳から上は50代まで(今年は特別)、いい年した学生たちが真剣に走り縄を引き棒によじ登り玉を投げ、そしてふんどし姿の男衆による組体操と国試合格祈願に涙するという医大の一大イベントです。

あさ10時前に集合して、開会式。

まずは国旗と校旗の掲揚でしょう


そして選手宣誓はなんと車に乗ってブータン国王(王子だっけ?)が登場

 


SPついてます。なぜか水鉄砲もいます。


厳戒態勢の中登場した国王、たどたどしい日本語で宣誓を終えると走って去ってゆきました。この服、学祭でも見た気がするなー

可愛い子による開会宣言、面白二人組による体操があって、競技開始。
各学年30人は必要なので、全部で180人以上、たぶん200人くらいはいると思います。
ほぼ単科大学だからできるイベントかもなー。


毎年開会式は面白いことしてくれるんだけど、今年のもめっちゃ笑えました。
毎年の3回生が頑張ってます。
体張るのは主に1~3年生。



5回生テントでは炊き出しが。
鍋と豚汁を用意してくれてました。
おいしかったー

最初の競技、風船割りでは女達の熾烈な戦いが繰り広げられ、
もちろんあたしも必死に逃げ必死に踏みました。


それから綱引き。


もー真剣です。
手袋装備してる人たちもいます。
いい年こいて何やってんだか・・・なんて冷めたこと言う人はここにはいません。

5年生は万年最下位だったのが去年5位に浮上し、今年は4位になりました。
これは・・・来年は3位になれるかも?
手が痛いです。

お昼休憩をはさんで、二人三脚と五人六脚。
あたしは用事があって午前中で帰らなきゃならず、続きを見れなくて残念でした。
二人三脚だけは去年を越えるべく参加。
去年と同じペアで、走りました。
昨日練習したんです。

スタートは好調・・でしたが、ここまでの競技と練習の疲れが溜まっていてちょっともつれました。こけずに踏みとどまって、みんなからは「よくコケなかった!!」と褒められました。笑
悔しいので来年もリベンジするつもり。

あたしは帰ってしまったけど、このあと玉入れと障害物競走と棒引き棒倒し騎馬戦にファイナルリレーがあったはず。
そして感動の組体操。

見たかったなー


前半しか参加していないのに筋肉痛が早くも来ています。
室戸貫歩では全然平気だったのに・・・!

素粒子と月食と写真の夜

少し前に書いた、Science bar + KEK 行ってきました。

おもしろかった!
KEK(高エネルギー加速機研究機構)の広報室長、森田洋平さんのお話は、難しい内容だけど整理されてわかりやすくて、科学写真家、吉岡さとるさんの写真はやっぱり素晴らしく格好良くて綺麗でどこか人間くさくて、ARMの久川大志さんの音楽はクールで不可思議で。
そしてクランベリージュースがとてもおいしかった。

むかし、百科事典で原子より小さい素粒子の存在を知った時のことを思い出した。
テレビでスーパーカミオカンデの映像を見て、わくわくしたことを思い出した。
小説、天使と悪魔を読んでいた頃を思い出した。
やっぱりあたしは大きいものが好きで、精密で大胆な構造物が好きで、写真が好きで、そして知的好奇心のカタマリなんだって思った。

ああいいカメラが欲しい。
あと、ちょっとテレビが欲しくなりました。
火曜日に、ヒッグス粒子が見つかったのかどうなったのか、記者会見が行われるんだって。
ヒッグス粒子。物質に質量を与える素粒子とされているもの。
テレビないと記者会見見れないからなー。


それから最近(?)話題の「ニュートリノは光より速いかも」
っていう実験結果の真偽は、数年のうちにははっきりするだろうということでした。

イベントが延びてしまい、月食を見に行く予定があって最後までいられなかったのが残念だったけど、とても楽しい体験をした夜でした。
そして来場者プレゼントの吉岡さんの写真カレンダーが嬉しかった!


イベントを抜けて、正連寺へ。
皆既月食を見に出かけました。

イベントに出かける前は冴えた満月
バーの外に出た時はすこし欠けた月
正連寺に向かう頃には細くなっていて
先に来ていた相方さんたちと合流する前に、地球に隠れて赤くなった月

あたしのコンデジではこれが限界。



もうちょっと攻めようと思ったけど電池がきれました。
充電しなきゃ・・・

合流してからしばらく眺めて、しゃしん撮って。
赤い月のまわりに星がとてもきれいで、不思議な空でした。

山を下りて、なりゆきでカニ雑炊をご馳走になりました。
美味しかった。



誰かの言葉で、「人は何も創造しない。発見するだけだ。」
みたいなのがあったと思うんだけど、ほんとにそうだなーと思った1日でした。
むかしから素粒子は存在していたし、月食は起こっていたし、その仕組みは確かにそこにあって、ただ人間がそれに気づけるかどうか。解明できるかどうか。

新しい方法も、新しい仕組みも、いままで「発見」したことをどう組み合わせるか、っていうところにあるんだよな、と。
病気も一緒だよね。


知的好奇心、大切にしよう。

オムライス

きのう、外病院の帰り、ひさびさにオムライス屋さんに行きました。
お店の名前も「オムライス」。

産業道路沿いの、黄色い看板が目印のお店です。
ぱっと見はぜんぜん飾り気もなく、お世辞にも雰囲気のいい店、って感じではないけど
味はばっちり。

入ってみたら、内装が変わっていました。
全体的に古びていたのが、クロスは真っ白、ひろびろと明るい店内に。

チーズオムライスとオムカレーと悩んだ挙句、オムカレーを注文。
したのですが、よく考えてみたら前日のお昼もカレーだった。
外病院で出たビーフカレー。
オムカレーもビーフカレー。

あ。。
ま、いっか。


 



やっぱり美味しかった。
ライスもドライカレーで、玉子はふわふわ。

一緒に行った子がチーズオムライスを頼んでたので、一口いただきました。
やっぱチーズもいいわぁ。
チーズとつけば何でも好き。笑

またいこう。
オムライス、おすすめです。

2011年12月8日木曜日

室戸貫歩 こぼれ話

全6回にもなってしまったムロカン日記。
その後日談とこぼれ話です。

もうその話題はいいわ。 ってかたはするーな方向で。


室戸貫歩、出発は9時。
多少前後はすれど一斉にスタートするので、しばらくすると同じくらいのペースの人たちはだいたい同じくらいの位置になります。
速い人は先に行って、遅い人は下がって、中くらいの人は真ん中に。

だから、抜いたり抜き返したり、同じくらいのペースの人とは87キロのあいだに何度も出会うわけです。だんだん覚えてくるわけです。

あ、あのひと旅鯨の集団だーとか、あだ名の名札つけてる人たちだ、とか、何部の集団だとかカップルだとか。
かってに親近感もわいてきます。

あたしら2人組は、歩くスピードはそこそこ速いけど休憩が長かったから、休憩のあいだに抜かれては歩いて抜き返すのを繰り返してました。
ずっと同じテンポでひとり歩き続けてる人がいて、すごいねー。って言ってたら実は先輩だったりもしました。
あ、あそこの彼女のほうがだいぶバテてきてる。大丈夫かな。
とか、
4人だった集団が3人になってる。もう1人はどうしたのかな・・・
とか。
ま、むこうからしたらどうでもいいお節介かもしれないけど、心配してみたり。
彼らの多くには、室戸が近づいてこちらがペースダウンした後にだいぶ抜かれてしまいましたが。

ひとり、青いジャージのひとがいました。
たぶん後半で見るようになった人で、抜かしたり、こっちが休んでるときに抜かれたり、を繰り返して、最後のコンビニでもうちらが着いたら出て行って。
かなりしんどそうに1人で歩いてたから、じぶんたちのしんどさもそっちのけで応援してました。その後室戸の町を抜けたあたりで彼に追い付いたら、ちょうどサポーターが来たらしく、青から赤に着替えていました。
以来、「赤い人」。
そこであたしたちが抜いて以降、あたしたちの前に出ることはなかったのですが、
赤い人きてるかな・・・
って、ときどき振り返りながら歩いてました。

そのあと彼は見えなくなってしまい、あたしたちはゴールして。
帰りの車、赤い人どうしてるかな、無事つけるかな、、
って窓から外を見ていたら、
見つけました。
両手に杖がわりの棒を持って、歩き続けてました。

なんか嬉しかった。
あーると一緒に、3時までにはゴールできるね、って話しました。
きっとあの人は無事ゴールできたと思います。
そういうよくわかんない連帯感が、ムロカンでは生まれるのかなと思いました。
だって80キロ以上の同じ道を同じ日に歩いた仲間だもん。
限界を超えて。


あーでも考えてみたら、あたしとあーるもカップルに見えたんかな。
男のひとと女のひとが一緒にいたら、カップルかな、って目で見ちゃうのはあたしだけじゃないはず。あたしたちもそう思われてたのかもしれません。にぎやかなカップルやなーって。笑

カップルでムロカンを歩くと別れるって話をよく聞きますが、
よさこいで付き合ってムロカンで別れる、なんてパターンも聞きますが、
付き合う前に一緒に歩いたら、それは良い方向に働くかもって思いました。
まだ遠慮と尊重がちゃんとあって、励ましあって文句も言いすぎずに歩けるから。
そしたら吊り橋効果的なものがうまいほうにもってってくれそうな気がする。
あたしとあーるは違うけどさ。
までも今までよりも距離は近づいたよね、たぶん。

後半ペースダウンしたあたしたちですが、ゆっくりな人に合わせるのはしんどい。
ってのを実感した後半でもありました。
あたしの方が頑丈だったみたいで。
ゆっくり歩くには、歩幅を縮めるのとテンポを落とすのとあるけど、テンポを落とすのは余計に筋肉使うからしんどい。歩幅を狭めることになるわけです。
そうすると、足の裏に体重がかかる回数が増えるぶん、足が痛くなりやすい。そんな気がしました。だから足の裏はさいごだいぶ痛かったです。
でも、筋肉はそうでもなかったのよねー。

翌日、カラダウゴカナーイ って事態をどこか期待しながら目を覚ましたのですが、
あれ?あんまりイタクナーイ。
起き上がれちゃったし。歩けちゃってるし。
ふらふらしてるのは、単にたくさん寝過ぎて低血糖なだけだろうし。

腰と水ぶくれをかばってちょっと変に使ってしまった右足の筋肉一か所を除いて、ほとんど筋肉痛はありませんでした。
階段登れちゃってるよ、なんか違うよー、こんなはずじゃなかったのにー。。
なんか逆に悲しい。
火曜日にはひどくなるかな、って期待もしましたが、全然。
余裕でダンスしてさらには夜ジョギングもしちゃいました。

なんでこんな体力バカなんだ、あたし。
バレエに始まり日々駆け回って自転車とテニスと合気道とダンスで鍛えた筋肉、合気道とダンスとよさこいの裸足族で鍛えた足の裏は、ちょっとやそっとじゃへこたれない逞しさを獲得していたようです。
痛かった膝も足の裏も、一晩寝れば元通り。
がっつりダンスしちゃった翌日とか、調子に乗って5キロ走っちゃった翌日のほうがよっぽど痛くてしんどかったわ。

もっとちゃんと女の子らしく、イターイ、アルケナーイ、って言ってみたかった。
でも残念ながら、あたしはすっかり元気です。
悪いことじゃないんだけどさ、なんかさ。。

以上、後日談でした。
自慢じゃないよ、悲しいんだよ、ホント・・・。

室戸貫歩は走って〆る


キラメッセを出て、最初の目標は行当岬。
いきあたりみさきじゃないです、ぎょーどーみさき。

ここを越えたら室戸岬が見えてくるはず。


ちょっと元気の出る風景に出会いました。
逆光に木。すき。



行当岬を過ぎて、向こう側に室戸岬が。
とおい・・・まだまだ遠い。


そりゃそうか、あと10キロくらいっていえば近い気がしたけど、
全体が90キロとしても9分の1。
そう思うとけっこうなキョリです。

限界を超えかけて、1キロおきくらいに休憩しながら進みました。
もう、あんまり低い所に座るのはつらいから、家のあいだにある膝くらいの高さのブロックの仕切りとか、海に降りる階段とか、ベンチとかにすわって。

あの橋まで、とか、あの信号まで、とか、小目標を立てて歩きます。

「ここまで歩いてこれたんやから大丈夫」
ってメールにまたも元気をもらいました。
そうだよ、もう80キロちかく歩いてきたんだよ、あたしたち。
すごいよ。


町を通って、そしてやっと見えてきた、室戸岬6kmの標識。




いま時速3キロとして、あと2時間?
近いようでまだまだだねー。。
でも、タイムリミットまでには着けそうです。
田野以降大幅にペースダウンしてからは、心の隅でちょっと危ぶんでいたので。
午前中のうちに着けたらいいな。

残り5キロの地点に最後のコンビニ、ヤマザキがあって、そこで休憩。
飲み物と食べ物を補給。
この日はよく晴れて日差しが強かったので、紫外線対策にビタミンC入りのさっぱり系ドリンクにしました。早くもお肌のアフターケアを考えて・・・笑
お店のおばちゃんが、頑張ってねって応援してくれました。

ここであーるとあたしの荷物を交換して、
買ったガルボ(チョコ)を休憩のたびにつまみながら、海沿いをすすみます。
サポートに頼るつもりのなかったあーるの荷物はあたしよりちょっと多めで。
ぜったい軽い方が楽だから!と。笑

晴れ空の下、海もこんなにきれい。真っ青でした。


道行くひとがあと4キロ!って応援してくれたり、
とちゅうに事故だったのかパトカーが2台も止まってたり、お遍路ツアーらしき人々とすれ違ったり。
最後の白い橋がとても長かった。
歩道が狭い橋の上では休憩もできなくて、がんばって歩きとおしました。
渡りきるなり休憩しました。

そして室戸スカイラインの入口を過ぎて、道がおおきく左にカーブして。


こんなのとか。


室戸岬って書いてあるよー。

中岡慎太郎はもうちょっとだけど。

慎太郎ー、どこだー!

なんて叫んだりして。
そして慎太郎が見えた時の嬉しさと言ったら。

走りましたよ。
ゴールの時は走るって、前半から決めてたんです。
まずは交換してた荷物を戻して(笑)、とても走れないあーるを先に行かせて、その後ろから10mくらいだけ走って一緒にゴール。ちーちゃんやヨット部のみなさんも出迎えてくれました。


ゴール時刻はぎりぎり11時59分


貫歩認定証をいただきました。
これ欲しさに参加登録したといっても過言ではありません。
さいしょはゲリラで歩こうかとも思いましたが。
記念ができてよかった。
ちなみにこの認定証、手のひらよりも小さいとってもコンパクトサイズ。

ふたりとも認定証をもらって、あーると握手を交わし、ちーちゃんと抱き合い、それから記念写真とりました。


いちおーあーるは隠してみた。

さて、1日半歩き続けてあまりにもオノレがくさいので、とりあえず着替え。
あたしがサポートに預けた荷物に歩くとき必要なモノは懐中電灯とホッカイロと少しの食料しかなくて、ほかは結局使わなかったカッパと、ゴールしてから足を解放するためにサンダル、それから着替えとタオル。

こいつナメてるって思われたかな。。すいません。

ともかく、サンダル履いて、着替えて。
左足の裏の水ぶくれは少々痛いけど、小指の水ぶくれも圧迫されないし、さっぱりしました。
ヨット部の人たちには、元気すぎる・・・ってまたも驚かれたらしい。
まあ、ね。体力はそこそこあるし、脂肪でいっぱい溜めこんでいますから。

でもやっぱり疲れてて、帰りのちーちゃんの車では爆睡しました。
最後の長かった白い橋を一瞬で渡っちゃったことに若干のショックを受けたとこまでは覚えてるけど、つぎに目覚めたらもう学校の近く。
おうち帰って、シャワー浴びて、寝ました。
14時間も寝ました。起きたら月曜日の朝7時。

もう実習がはじまっちゃうよ・・・


こんなかんじであたしの初めての室戸貫歩は幕を閉じました。
長かった!
けど、終わってみるとまた挑戦したくなります。
来年も歩こう!そんで、余裕でゴールしてやろう。
って、あーるとも話しました。

めっちゃ鍛えて土曜日中ゴールを目指すとか、さすがにムボウかな・・・
でも先輩の中にはいるらしい。
それでも32位くらいだったとか。
猛者はこの世にたくさんいるのですね。


やっとこさ完結しましたムロカン日記。
このあと後日談とこぼれ話の番外編を書こうかなとも思っていますが。
ひとまず。完全に個人的日記な細かさの記事を、ここまで読んでくださったかたありがとうございます。
経験者の方はあの時を思い出し、未経験の方は挑戦するときの参考にでもしていただけたら幸いです☆


それでは、第51回室戸貫歩、これにてしゅう~りょ~う。

2011年12月6日火曜日

室戸の入口に、花


実際は11キロあったわけですが、あたしたちの予想では、羽根岬からキラメッセまでは8キロくらい。2時間頑張ればつくかなー、休憩しながら行っても、2時間半くらい?
いやいやところが。

とある地図によると、田野から室戸岬までに、羽根岬とキラメッセと行当岬が等間隔に並んでるように見えたんです。 つまり田野から残り30キロちょっととして、それぞれ8キロくらいずつ。

が実際は、キラメッセまでは長く、キラメッセと行当岬のあいだは2キロもないのです。
なんとなんと。

羽根岬を出発したものの、相変わらず真っ暗、足は痛いしあーるはつらそうだし、サポートで一緒に歩いてくれてるちーちゃんもだいぶ足にきているみたい。
会話もだんだん減ってきます。
時々思い出したように「せーんろはつづくーよー」と歌ってみるものの、みんないまいちノれない。

ただ、この頃星がものすごくきれいでした。
暦は上弦の月。
月が傾いて、いよいよ星が輝いて。
ときどき空を見上げては、星みて感動しよう!といいながら歩を進めます。
星は無数にあるんだってことを、実感しました。

そろそろ眠くなっていて、休憩で座るたびに眠りかけました。
あーるは痛すぎてまったく眠くならなかったらしいけど。
歩きながらも半分寝てました、ときどき。
夢と現のはざまで、幻覚のようなものを見ながら歩き続けました。笑
前を歩いてる人が巨人になったり、そのへんの草が休憩してる人に見えたり。

キラメッセの前には小学校があって、町があって、それからまだずーっと行くとやっとキラメッセらしい、と予測しながら、しかしなかなか町すら見えてきません。
坂を上って、おりたら町か!?と思うとまだ道が続いていて。
4時にあたしの弱音がツイッター上に打ち上げられました。

こんな時間に起きていて、励ましのメールを送ってくれた相方さんに感謝。
「ここ踏ん張り所よ~」って。

そろそろ明るくなるかなぁ、というころ、ちーちゃんがギブ。
ちーちゃんは帰りの車を運転しなきゃならないから、つぶれるわけにはいかない。
お迎えを要請したら、キラメッセにいたであろうヨットの子たちが一瞬でお迎えに来てくれました。車だとそんなに近いの!?とちょっとショック。
向かいに見える岬の、その手前にキラメッセがあるはずなのです。

二人になって、また歩き出しました。もう二人とも無言です。
ときどきあたしが小声で「せーんろは・・・」って歌ってみるけど、さすがに調子が出ません。めっちゃしんどかっただろうに泣きごとを言わないあーるはほんとすごい!向こうのほうが年上だけど、そう思いました。

だんだん夜が明けてきて、明るくなったらテンションもすこし回復。
いやー太陽って偉大だね!

やがて、「もうどうだにばし」という橋に出会いました。
小さな橋に、ひらがなで名前が。
「もうどうにでもなれ~」に見えて、ちょっと親しみを覚えました。
あたしの気持ちを代弁してくれてありがとう。もうどうだにばし。
ちなみに盲堂谷橋と書くらしい。

だんだんテンションも上がり、気温も上がってきた気がして、道端の花に気付く余裕が出てきました(たぶんあたしだけ)。
懸命に歩くあーるの前後をちょこまかしつつ、お、癒し!と思った花を写メ。
カメラ預けちゃったのがちょっと悔やまれました。

 


可愛い紫。


こっちは水仙?とおもったけどちょっと違うかな・・・

写真撮って遅れては小走りで追いつくので、あーるには「すごいね、、」と言われましたが、走るのと歩くのってぜんぜん別物らしくて、意外と平気だったりします。(それは今になってもそう)

それから、朝焼けで雲が綺麗だったので空も。


撮るたんびにいちいち見せるあたしに、疲れてただろうにちゃんと応対してくれてありがとう。あーるの優しさを感じました。


やがてキラメッセまで500mの看板が見えて、
キラメッセの駐車場こちら の看板が見えて、
7時ちょっとすぎ、キラメッセ到着。

ヨット部の子がまた待っていてくれました。
ちーちゃんもちょっと足ひきずりながら来てくれました。

左の小指にもテーピングを巻き、有痛性外脛骨のとこにエアサロをし、
あーるにもエアサロ。


ちょっと裸足でアスファルトの上を歩いたら、ひんやりしてて非常に気持ち良かった。
きもちいいー!ってちょっとはしゃいでて、また妙に元気な子を演出してしまいましたわ。
6年生たちにも出会いました。

靴を履きなおし、いよいよ室戸岬に向けて最後のスタートです。
ちーちゃんも、「室戸岬で待ってるよー!」と言って送り出してくれました。

ラスト10キロ。
ゴールまで残り4時間半。

道路は続くよ 室戸まで


安芸を出てしばらくのところに、コンビニがありました。
たぶんスリーエフ。

買い物したかったわけじゃなくて、

これです。



ちーちゃんが言ってたのはこれのことね。

途中にもイルミネーションしてる家はあったけど、これは元気が出ます。
毎年やってくれているらしいです。

ほかの貫歩者も写真撮ってました。

よしっと元気を出して、またまた出発。
車の話をしたり、工場が好きな話をしたり、大きな声で盛り上がります。

道の駅大山には、わりとすぐ着きました。21時半前。
足に水ぶくれの気配を感じたあたしはテーピング、ひざ裏が痛いあーるはエアサロ。

はたして、右足の小指に、なかなか巨大な水ぶくれができていました。
小指の腹の部分、まんなかから内側にかけて、広範にぷくぷくしてます。
「触るときもちいいよ!」
と言ったらあーるに、「コメントに困る」と言われてしまいました。

血豆にはなってなかったけど、これは痛いはずだわ。

普通に立ってても薬指が若干小指を踏みつけにしてるあたしの足。遠い昔に履いてたトゥシューズのせいだと思うのですが。そりゃ12時間も歩いてたら水ぶくれもできるわな。
ゆるめにテーピングを巻いて、踏みつけられないようにしてみました。

しかし、いたい。
踏みつけにならなくなったものの、つま先に体重がかかるとこう、圧迫されて、水がまだ皮の浮いてない先っぽのほうを押すので、いたい。
でもつぶしちゃうと治りが遅くなるので何となく嫌で、放置を決め込みました。
オンナは痛みには強いのですよ。

水ぶくれ一つにこんなに語ってしまいました。この調子でムロカン記はまだまだながくなりそうです・・・汗

さて、テーピングとエアサロを終え、大山しゅっぱつ。

相変わらず大声で話し、テンションを上げるために歌も歌い始めました。
なんとなく思いついて、「せーんろはつづくーよー どーこまーでーもーー」
ところが、歌詞を思い出せない。

野を越え山越え谷越えて、・・・なんだっけ?

しょうがないからランラン歌ってたら、あーるがスマホで探してくれました。
さすがスマホ!とここも盛り上がります(あたしは携帯の電池をケチりました笑)。

線路は続くよ どこまでも
野を越え山越え 谷越えて
はるかな町まで 僕たちの
楽しい旅の夢 繋いでる
2番以降もあったけど、1番だけで満足。

「どこまでも」続くのはやだ、、とちーちゃんが言って、替え歌制作。

道路は続くよ 室戸まで
野を越え山越え 海越えて
はるか室戸まで 僕たちの
楽しい旅の夢 繋いでる

歌いまくって、もうこれは今回のテーマソングです。
会話が途切れると歌い、足が疲れてくると歌い、思い出したら歌いました。
大声で歌うと、痛みも軽くなる気がするから不思議です。音楽ってすげーー。
ちーちゃんはハモり、あーるは合の手を入れてくれました。

おもちゃのチャチャチャも歌いましたが、歌詞をぜんぶ思い出せなくて断念。
お馬はみんな、ぱっぱか走る~
って歌ったらあーるが、同じ曲で、「こぶたのしっぽ、ちょんぼりちょろり~」
て歌詞もあるって教えてくれました。初めて聞いた・・・メジャーなのかな?

そんな感じで楽しく歌いながらずんずん進みます。
相変わらず時間6キロくらいを維持して、前の人に追い付いたら抜かします。
まわりにこんなに賑やかに歩いてる集団はいなかったので、かなり元気そうな3人組だったんじゃなかろうか。とにかく、疲れを吹き飛ばすべくテンション高めでいきました。住人のみなさま、うるさかったらごめんなさい、、

大山から9キロ先の田野駅がつぎのポイント。
室戸に入る前の最後のコンビニがあります。

途中、あーるの足が虚血になる・・・
ということで、安田の「輝るぽーとやすだ」なる場所で休憩しました。
まだ、休憩所っぽくない場所では休憩したくなかったあたしたち。
道端で座るのをためらうくらいには元気だったのです。

軽ーくマッサージして、2枚ばきの靴下を1枚脱いで、あーる休憩。
あんまり休むと歩き出しが辛いので、そこそこで出発しました。
出発したばかりの時はちょっと歩きにくいんです。
体が歩き方を忘れちゃった、みたいな。
やっぱり疲れは溜まってるんですね~

田野に着いたのは23時半過ぎ。
夜の間でゆっくり休憩できるのは、ここが最後かもしれない、ということで、しっかりめに食べて、休んで、買いこみました。
ここを過ぎると次のポイントはキラメッセ室戸。ずーーっと先なのです。
あたしもパワセン以来ずっと1枚ばきで来てた靴下を2枚にしました。
多めに買った食料はサポートに預けて、ちょっとでも荷物を減らそうと、当分使わなそうなカメラも預けました。だって真っ暗。街灯もわずか。

0時を回って、田野を出発。

したものの、あーるの足がやっぱりやばくて、せめてテーピング巻こうか、ということで数百メートル進んだところでサポート召喚。
街灯の下で、見よう見まねのキネシオぺたぺた。
ちゃんとテーピング技術を学ぼうと密かに思いました。
闇雲なテーピングは逆に体に悪いし。

田野から走ってあたしのバッグ持ってきてくれたヨット部の子、まじありがとうでした。

ここから先は羽根岬を目指します。
あーるがスマートなフォンで調べた地図によると、かなりかなり先らしい。

田野57.2キロ
羽根岬65.3キロ
キラメッセ76.2キロ
行当岬77.8キロ
室戸岬87.7キロ

(以上ぜーんぶあたしのマップファン検索による)

これによるとたった8キロなんだけど、たかが8キロ、されど8キロ。
街灯はほとんどなく、懐中電灯がなければ道は真っ暗。
さすがに貫歩者もばらけてきて前後には誰もおらず、ここまでの疲れと足の痛さ。
だいたい8キロって、10分の1ですよ。全行程の約10分の1。けっこうなキョリ。

つーわけで、大変でした。
ツイッター記録によると2時間半弱で行ったらしいから、まあ時速4キロ弱は維持してたみたいだけど、いやはや。
精神的にも辛くなってきて、歌を歌うのも途中でちょっと飽きてきて、100メートルおきくらいに生えてる街灯を数えることにしました。
ちーちゃんの応援にも励まされたなー。
あの街灯まで行ったら休もう、とか、バス停見つけて座ったりとか、ちょいちょい足を休めます。

見えてるのになかなか近づいてこない、オレンジの街灯と、白い街灯をあわせて32個数えたところで、やっとこさ羽根岬。時間は2時半。
もう、それはもう、達成感でいっぱいでした。
ここが一番感動したかもしんない。

羽根岬とかぜんぜんメジャーじゃないけど、もう忘れらんないね。
とはあーるの談。
「田野の先には羽根岬ってのがあってねー、これが遠いんだよ」
とか語っちゃうね。

感動のあまり持っていた携帯で写メ。


懐中電灯の光、こんなもんです。
けっこうハイパワーなんだけどな、頼りないもんだな。

夕方までの温かさとは一転、だいぶ冷え込んでいたので、休憩するとすぐ体が冷えます。でも、休憩しないとつらすぎる。
少し休んで、チョコとか食べて、ストレッチして。
ここはサポート場所じゃないから、サポーターに会えるわけでもないのです。

次はいよいよ、キラメッセを目指します。
夜明けまでに到着、を目標に。
だいぶペースが落ちてるけど、まだまだがんばれる。はず。


ゴールまであと9時間半!