2011年9月23日金曜日

弾丸の旅。に

吉備SAで、目が覚めたら9時半。
来たときより、車が増えています。
後ろの方には、来たときからあったイタ車がまだ止まっていました。

いったん車を降りてお散歩して、いざ出発です。

ここからだと、山陽道→中国道→名神→中央道→長野道
で約7時間の道のり。

あいかわらずの雨の中、運転手と助手席が起きてて、後部座席のひとは寝て、ときどき交代しながら長野を目指しました。

特に急いでいるわけでもなし、のんびり向かっていたのですが、つぎに問題が起きたのは大津SAをスルーしたあと。

草津PAで休憩しようとしていたら、後ろで寝ていた先輩が起きました。
そしてラジオで高速道路情報を確認。
・・・多治見‐土岐 間で通行止め!?

中央道で帰るならここを通らなくてはならないのに。
理由は、災害。
きっと大雨の影響で地崩れかなにかがおこったのでしょう。

うちらが行くまでに通るのかな・・・
と心配しつつ、迂回路を考えつつ、こんなときに頼りになるのが父親です。

通行止めだよー、どうしよー。

とメールしたら、すぐ電話が返ってきました。

「北陸まわりで帰ってこい」

ちょうど米原まであと数キロの時。
ぴったりのタイミングで、米原から北陸自動車道へうつりました。

北陸をまわると数十キロ遠くなるので、あたしは初めての体験です。
ちーちゃんも先輩も西のひとだし、みんなで地図を見ながらわいわい。

途中に寄った尼御前のSAかどこか、トイレがとっても素敵でした。


手を洗うとこ

パウダールーム


最近のSAは凝ってるのねー

ときどき前も見えないほどの雨に襲われつつ、糸魚川を過ぎたのが6時過ぎ。
上信越道に入って、ずーっと南下して、信濃町ICを降りたのが7時半。
そこからあたしがちょっと遠回りしてしまい、8時20分に実家に帰りつきました。

17時間半・・・
長い旅路でした。
吉備からだと約11時間か。

家では豚の冷しゃぶを食べ、激多忙母と一家に一人父と宇宙人妹との遭遇を果たし、先輩が三線を披露してくださり、妹はヴァイオリン、あたしと母はピアノを。
やっぱり我が家は賑やか過ぎます。

父親が出してきた焼酎とウイスキーを飲みながら、3時近くまで喋っていました。

翌日は8時起床。
観光の1日です。




つづく

弾丸の旅。いち

前回の記事でもさらっと書きましたが、帰省してきました。
大雨弾丸警報でした。

ちょっと詳しく書いてみます。
あたしの日記みたいなものだから、記事数多くなりますがお許しを。


まずは19日。出発の日。

前日18日、昼から飲んだくれる会を開催し、夜は3、4、5、7年生8人が集まってわいわいやり、寝落ちしたひと(38さい)のまぶたに目を描き眉毛をつなぎ鼻の穴にホッケの干物を刺し膝にひざ小僧を描いて手に象さんを描いて足の指1本ずつに顔を描き腕には登り龍を描くという所業を油性マジックで行い、
4時までに高速へ乗るために3時半にそこ(先輩宅)に集合しようと決めてああ3時間も寝られないとぼやきながら0時に解散しました。

帰宅してからあわてて帰省の準備。
といっても必要なものを書き出して洋服を揃えるくらいしかやる気が起こらず、でものんびりしてしまって2時に就寝。
おたがい、起きたらみんなにメールして、3時になっても連絡のない人には電話をしよう。という約束でした。
夢の中で一度電話が鳴るのを聞き、2度目の電話で目を覚ましたら、同期のちーちゃんから。
「おはよ~、起きたよー、ありがとう」
と寝ぼけ半分で電話を切って、よしあたしも起きましたメールを送ろう。と携帯の画面を見たら時間は3時33分。

!?

あわててちーちゃんに電話かけなおし。
ちょっと待って今どこ!?先輩は!?

ちなみに今回の帰省は、ちーちゃんと先輩と3人です。

どうやらちーちゃんが起きたのが20分。あたしに電話しながら集合場所の先輩宅へ向かい、ソファからずり落ちて寝ていた先輩が起こされたのが40分。

あたしが必要そうなものをスポーツバッグに放り込んで、家を出たのが45分。
地下の駐車場は大雨のために広大な水たまりと化し、外は雨ざーざー。
先輩宅に着いたのが50分。
前日のお酒によりちょっとぐろっきーになった先輩が歯を磨いて車に乗り込んだのが56分。
インターの直前で信号に引っ掛かり、青になったときに時計が59分に変わりました。

どうにか間に合いましたとも。
たぶん、ETCゲートを通過したのは59分30秒くらいだったと思われます。

なんとまぁぎりぎり。
おかげで、高速料金半額で実家に帰れました。

ゲートを通過した時の達成感はもう言い表せません。
やりきった・・・!


しかし。ほっとしたのもつかの間。
とりあえず寝ようと寄った南国サービスエリアでお茶を飲みながらぐでーんとしつつETCのパンフレットを見ていたところ、0-6時の間に瀬戸大橋を通過すれば、橋代も半額にできるということがわかりました。
橋代をまともに払うと4100円。半額で2050円。ばかになりません。

時間は4時25分。
・・・いくか。

というわけで再び出発。
先輩は後部座席で眠り、ちーちゃんを助手席に乗せて、
「寝たら死ぬよ!」と脅しながら頑張って走りました。
雨すぎてスピード出すのは怖いし、でものんびりしてたら間に合わんし。
どうにか6時までには瀬戸大橋に到着できそう、でも渡りきるのは無理かも・・・というとき、気づきました。
瀬戸大橋、乗る側にはゲートないじゃん。
降りる方にはあるけど、降りてからしばらく行かないとない。たぶんそこまでは間に合わない。

しかーし。
与島SAがあります。
あそこにはゲートがあって、6時までに橋の上にいたという記録を残せます。
よーし与島までがんばってそこで休憩しよう。

とさらに走ること数分。
あれ?与島のゲートは出るときにしかないぞ。与島に入る時は何にもないぞ。ということが判明。
結局、与島に降りて、そのままくるっと回って出口のゲートを通って橋の上に戻ることにしました。
どんどん休憩が遠くなる・・・
これが5時55分。
橋に戻る道中、ちーちゃんと二人、よっしゃー!!と達成感に浸って大騒ぎ。

そのまま橋を降りて、6時を回ってから料金所を通ったら、ちゃんと半額になってました。やった!
料金所を過ぎて最初の、吉備SAでやっと休憩。

6時15分頃から、9時半まで車の中で仮眠しました。

もうここまでで3仕事くらい終えた気分。

外は相変わらずのざーざー降りだし、なんとも波乱のスタートとなったのでした。


付け足すと今回の旅、すっきり晴れたのは帰高する途中の高速道路からでした。がくり。



・・・つづく。