2016年4月27日水曜日

サボテン

我が家にはいくつか植物があります。
小学生の頃は何度か園芸に挑戦したけどダメで、プミラは枯らすしエアープランツも放置し過ぎて枯らし、ハエトリ草にはダンゴムシあげ過ぎて枯らし、サボテンの種を蒔いたものの水のやり過ぎで溶かしと散々だったのですが。
大人になってからはちょっとましになり、そこそこみんな成長してくれています。
そんな中でも最古参なのがこのサボテン。



もうどこで買ったかも思い出せませんが、8年くらいは一緒にいると思います。
このくびれのあたりにこの子の苦労が詰まっているので、その話を。

前の家の頃はまったく世話をせず、思い出した頃にコップで水をやるだけだったのですが、なぜか枯れずにいたサボテン。
一風変わったマンションで、玄関が全面ガラス引戸で南向きだったから日当たりもまずまず良かったのかな・・。

結婚した頃に植物の世話に積極的になり、植物が増え始め、このサボテンも初めての植え替えを経験。
すると土の養分が増えたのか急成長。喜ぶわたし。

ところが、2年前の冬に室内だったもののまったく水をやらなかったせいなのか、てっぺん近くに大きな潰瘍ができてしまいました。
なんか元気ないし、心なしか傾いてきたなーと思いながらもそっと放置。
夏になれば元気になるかな・・・と楽観的に。

そして春になり引っ越すときに、鉢を車へ運んでいたら、サボテンが落下!
根っこが全くなくなっていて、鉢からサボテンが転げ落ちたのでした。
足に刺さらなくて良かった・・・
慌てて植物に詳しい母に連絡し、植え替えのコツを教わって、数日干してから植え替えました。すると驚くべき生命力で復活をはたし、横っ腹がえぐれている元気なサボテンへと成長しました。翌年の植え替えのときには根っこもばっちり伸びてました。
その弱ってた頃がくびれてる時なのです。

古傷。


なぜ根っこがなくなったのかは謎ですが・・・
実は水やりしてて根腐れした?

今年も植え替え。
針が革手袋を突き破って痛かった。下に軍手もすればよかった。

そしてこの間、8年目にしてこの子の名前を知りました。
おそらくですが、「Pilosocereus azureus」日本では「金青閣」。
うちのは5稜です。

名前がわかるとさらに愛着がわきますね。
今年も大きくなれよー。