2014年6月15日日曜日

犬ぞり

ラップランド二日目。

どこのホテルも同じな朝食を食べ(ここはワッフルメーカーもありました)、持ってきた一番暖かい装備を身につけて、
10時すぎに昨日のツアーショップへ。
犬ぞり体験です。

英語圏の人たちが何人かと、あたしたち夫婦。
暖かい格好をしてきたけど、さらにその上からごついスキーウエアのようなものを着せられました。









旦那Sサイズ、あたしXXSサイズ。
欧米サイズだなあ。
一緒だったお客さんたちと、シャッターの押し合いっこ。

外に出てバスに乗り込むと、別のショップのお客さんたちも一緒でした。
うちらの使ったとこより何10ユーロか高かったんじゃないかな・・・結局ツアーが同じってことはあたしたち得したかも。

バスで30分くらい移動して、犬ぞりポイントへ。
途中には平原の景色も広がります。


















まずはそりの操作レクチャー。
前の座席に座るお客さんと、後ろに立って操縦するドライバーの二人組み。
お客さん役とドライバー役は途中で交代します。
下り坂のとき、停止するときはブレーキを踏む、登りのときは足で蹴って犬を助ける、カーブのときは体重移動する。などなど。

説明は全部英語。
最終的にお客さんは20人くらい、うち日本人が半分くらいでした。

説明の後いよいよ犬たちとご対面。
そりに5匹ずつつながれて、
「早く走らせろ!」とばかりに吠えまくってます。
全員がそりにスタンバイして、木に繋いでたロープがはずされるとすごい勢いで走り出しました。

最初はあたしがドライバー、旦那がお客役。
時速15キロくらいは出てるのかな?

30分くらいで交代して、途中で記念撮影。























速すぎず、でも下りはちょっとスリルもあったりして楽しい。
風景も雰囲気があっていい感じ。


犬は暑いのか、時々横の雪に首を突っ込みます。
えっちらおっちら走るのがかわいい。


















あたしたちのそりを牽いてくれた犬たち。

コースを回り終えて、犬たちに触ってみました。
そりにつながってないときは静かな、人懐っこい子たちでした。
最初吠えてるのを見たときはちょっと怖かったよ・・・

それから山小屋見たいなところで、ホットジュースとクッキーを食べてあったまります。
案内してくれたお兄さんに質問コーナー。

そりを牽く犬たちはアラスカンハスキーというんだそうです。
シベリアンハスキーみたいな血統の名前じゃなくて、そりを牽くのに向いた犬をアラスカンハスキーというらしい。
交配も盛んに行われてて、ラブラドールの血が入ってたりシェパードっぽいのがいたり、いろいろでした。

アラスカンハスキーの赤ちゃんに触らせてもらって、犬ぞりツアーおしまい。

午後はショッピング。
フェルトでオリジナルの服や雑貨を作ってるお店があって、いろいろ物色。


夕飯は少し歩いたところのレストランへ行きました。
毎晩のようにジビエ料理を食べるので胃が疲れています・・笑

行きがけのバスで一緒だったご夫婦を発見。
このひとたち、ホテルも一緒だったんですねー。
いっつもカメラを持って(あたしも持ってたけど)、なんか不思議な雰囲気の二人でした。

料理を堪能し、いったんホテルに戻ります。
時間は8時。ちょっと休んでオーロラに行こう。とか言いつつ。

また11時くらいになって目が覚めて、外へ出ました。
うーーん、一面の雲。

そこへオーロラツアーから帰ってきたおばちゃんたちがやってきて、
「すごかったねー」
「うずまいてたねー」
と言うじゃないですか。
後で聞いた話、ご飯を食べ終わった8時ごろはすごく見えてたんだとか。
ケチらずにツアー使えばよかったですね。バスでいいスポットまでつれてってくれるし。

しばらく外を歩いてみましたが結局見える気配なく。
フィンランドでオーロラを観る、という夢は次回に持ち越されたのでした。

さあ、明日はヘルシンキに戻ります。
つづく。