2011年12月5日月曜日

室戸貫歩でエビにであう


夜須の手前で撮った海。
朝から雲が厚かったから、雲の雰囲気がいいかんじになってました。




夜須を出ると、次のポイントである安芸までは16キロちかくあるらしい。
いまだいたい時速6キロで歩いてるとして、着くのは2時間半以上あと。
日が暮れます。
暗くなったら使う予定の懐中電灯は預けた荷物の中。
ということで、約3キロ先のサンクスで、荷物を受け取ることにしました。
とりあえず歩き出します。

ヤ・シィパークを出て一瞬裏道を歩いたら、なにやら壁画群に出会いました。


 



タバコはよくない、とか、ゴミを捨てないで、とか、メッセージが書いてあるんですがどうも雰囲気が不思議。誰が書いたんだろう。

真っすぐ行くと手結の可動橋が動いてるところをちょうど見れそうだったけど、あとで「可動橋なんか見に行ったせいで最後までたどりつけなかった・・・!」なんてことになったら嫌なのでやめました。
いっとき見えなくなって、次に見えた時にはもう地面からそそり立っていた可動橋。
ちょっとざんねん。


ここからは自転車道をあるきます。車の道とは離れてて、木も多くていい感じ。
自動車の道とは別のトンネルを通ります。
木に囲まれて薄暗くて、一人だったら怖いだろうなー。あーるを見つけてよかった。




目の前にぽっかりと穴。

こんなトンネルが2つありました。
暗くなったら自転車道は通らずに国道を歩きましょう。って注意書きの理由がちょっとわかりました。

道はずっとこんな感じ。


なぜか自転車じゃなくてバイクが走ってるのにも出会いました。
バイクはいいのかな。。

サンクスでサポート隊を待って、20分くらい休憩。
ストレッチなんかしつつ、待ちます。
懐中電灯とホッカイロを受け取って、差し入れにリポDを渡しました。
ほんの気持ちにしかならないけれども。

ふたたび自転車道に戻って歩いてたら、夕日がきれい。
ちょいちょい写真を撮りました。

そのうち壁が出てきて海が見えなくなって、と思ったら壁の途切れ目発見。

 



こういうのを見ると近づいてみたくなるわたし。

あーるも同じ人種だったようで、行ってみました。
砂浜へ降りる階段になってました。

さすがに降りはしなかったけど、
夕陽めっちゃキレイ。

 
 


右にうつってるのはもと1と1/2view。
いまはなんだっけ、シーハウス?マリンハウス?


ここからはどんどん暗くなります。
和食を過ぎて琴ヶ浜を通り、海水プールで泳いでる人を横目に見て、あるくあるく。
自転車道は真っ暗です。女一人だったらぜったい辛い。
なんて言ってたら女の子が一人で歩いてるのに追い付きました。
どうやら仲間といつのまにか離れてしまったらしい。

大丈夫だと言うけど、やっぱりちょっと心配で、追い越したものの後ろを気にしつつペースダウン。
あーるは非常に優しいのです。

この辺になると、コンビニとか休憩スポットじゃなくても休んでる人たちもちょこちょこ出てきました。真っ暗な中に声だけ聞こえたり、懐中電灯の光だけが見えたり、ちょっとびっくりします。
抜かすときと、休んでる人を見たときは「お疲れ様です~」と声をかけます。
こういうイベントって、そう言いたくなる連帯感が生まれると思う。のは少数派でしょうか。

ひとりでとぼとぼ歩いてる男の子にも出会いました。
足を怪我したかもしれないけど、見る勇気もない感じ。
彼女が迎えに来てくれる・・・というので、あら素敵ねーと思いながら先を目指しました。
このへんで、さっきの女の子が国道に出たのを見届けて、ペースアップ。

八流付近に前の大雨で崩れて通行止めになった場所があって、その手前で国道に出なきゃなりません。目印として伊勢エビかなんかの看板があるらしい。そこがひとつの目標地点だったのですが、ここまでがなかなか長い道のりでした。(エビから安芸もまた長い)

エビはまだか~~といいながら、そろそろ足が痛い発言も出てきました。
足痛いねー、まだ全然大丈夫やけど。
というかんじ。
歩くのは問題ないけど、膝とか筋肉とか足の裏とか、さすがに痛くなってます。

やっとエビに出会ったのは、18時半。
といってもまだ半分も来てない。。
誰に会うわけでもないのですが。
改めて安芸を目指します。

国虎が見えたらもうすぐだよ、と言われたけど国虎もなかなか見えない。
やっと安芸に到着したのは7時半ごろでした。41.5キロ地点。
あーるは膝窩部痛を訴えています。まだ全然歩けるけど。

ここでちょっとちゃんとストレッチ。
ヨット部のみなさんがカップヌードルを用意してくれていました。
部員じゃないあたしたちにも分けてくれるなんて・・・ありがとう!
他の歩いてるヨット部員は、あーると一緒に歩く予定だった子(彼女のほう)を除いて、全員先に行っているみたいです。
みんながんがん進んでいるらしい。
ある先輩は、今日じゅう着を目指しているらしい。・・・次元が違います。


ここからはちーちゃんも一緒に歩いてくれました。
3人で、いろいろ話しながら進みます。
FacebookやTwitterで見つけたイイ話とか、趣味の話とか。
盛り上がって元気だしたくて大声で話し続けてたら、声がちょっぴり枯れました。

安芸で、ちーちゃんにもヨット部のみなさんにも元気だねってびっくりされたけど、まぁ半分はこのテンションのおかげです。テンションに引っ張ってもらって歩いてます。
あたしも足はさすがに疲れてきてますから。

次のポイントは道の駅大山。48.5キロ地点。
まだまだ旅は続きます。

つづく

室戸貫歩、余裕の前半

スリーエフで「たまごドーナツ」を食べて(ドーナツ大好き。)、3.5キロ先のパワセン目指して歩きだしました。まだまだ全然元気。
この付近は医大生にとってはテリトリーなので、知っている景色が続きます。
資料に載ってた超!アバウトな地図しか持ってなくて(しかも介良から先しか載ってない)、実際の距離はわからないまま、ここまできたらパワセンまでってすぐな気がするよね、と言いつつ進みました。
高須にはちょっと枯れかけのコスモス畑。今年はこれを見る機会逃しちゃったな。

パワセン着は12時ちょっとまえ。

ここでアールはユニクロへ行きました。
ヒートテックを着てきたものの、予想以上に気温が暖かく、しかもヒートテック臭くなる・・・ ということで、替わりの服を買いに。

あたしも、ヒートテックのタンクトップ着てたけど、暑いからここで脱ぎました。
それと、靴下。
要項によると靴下は2枚ばき推奨。靴ずれするから。
色々悩んだあげく5本ゆび+普通の の2枚にしたんですが、5本指のせいで薬指と小指が虚血気味に。
靴ずれとか、となりの爪が突き刺さることを考えると5本指だけど、虚血になって腐ったら元も子もないので、とりあえず脱いで1枚になりました。
これがのちのちの巨大水ぶくれにつながるのですが、ま、この時点ではスッキリ。

というわけで、ご飯食べたわけでもないのに30分ちかくパワセンに長居して、12時過ぎに出発。

次に目指すは27キロ地点のヤ・シィパーク。
だいたい25キロ地点くらいかな?などと想像しつつ、進みます。

この辺は勝手知ったる土地なので、次はあの交差点、次はあの店、と予想しながら歩けてラク。だんだん街を離れるにつれ、どこに何があるかわからないうえに疲れてきて、つらくなっていくのです。
つぎ何か食べるのは2時くらいにしよう、ということで、混みそうなサニーアクシスはスルー。
ちょうど2時ごろに野市のファミマに寄りました。3食きっちり食べたらお腹がつらいから、1日5食くらいのつもりでちょこちょこ食べる方針です。

また出発して、空港を越えてあるきます。ちょっと疲れ気味の集団も散見。
元気いっぱいに追い抜いて行く人も。

あたしもすぐ痛くなる膝を心配しつつ、前のひとを追い抜きつつ。

赤岡をすぎると海がすぐそばになります。
海沿いの道へ出て行く人を見つけて、あたしたちも正規ルートをはずれて堤防沿いを歩いてみました。
ずっと同じテンポで歩き続けた脚に、堤防へ上る階段はいい刺激。
たまにしっかり曲げてあげた方がいいみたい。

堤防はいい風が吹いていました。

ドルチェかがみのところで堤防を降りて、ジェラートでおやつタイム。

 



6年生たちにもお会いしました。
歩くなら5年が最後のチャンスかな、と思ってたけど6年生でも歩けるんだな。

風が強いせいでどんどん溶けてゆくジェラートをなめながら、ヤ・シィパークまであと少し。
ヤ・シィ着は4時まえ。
ここではサポートのみなさんには会わず、ストレッチして、わりとすぐ出発しました。
あたしたち、いちいち休憩長いね、ってことに気付いたのです。


次に目指すは安芸。だいたい中間地点らしい。
ここからは自転車道を通ります。

続きはまた~