2015年6月3日水曜日

5月のダムめぐり

ヒヨコ業も3年目。そろそろ若ドリくらいになりました。
というのも今年、出身大学の医局に入局したのです。だいたい初期研修の2年が終わると、どこかの医局に属する人が多いんです。そして大学の医局に入ると、関連病院での外勤や当直が始まります。
私も、県内を西へ東へ移動して、当直などをしています。

そんな外勤先のひとつで、高速で大豊ICを降りたさらに奥の病院に行っています。
行く道で四国の水がめ早明浦ダムが見える、山あいの病院です。
おかげで毎週早明浦ダムを拝めるのですが、早明浦はすごいけど大きすぎてちょっと情緒に欠けるのよね・・なんて思ってしまうわけで。

でも大豊方面にはまだまだダムがあるのです。
先日、外勤のあとにゆっくり時間があったので、ひさびさのダム巡りをしてきました。

大豊ICから南下すること数km、まずは繁藤堰堤です。



繁藤堰堤は、上流にある穴内川ダムに対して、揚水発電の下池としての役割を、そして穴内川から吉野川へ流れる水の一部を高知の国分川へ分配する分岐点としての役割を持つ堰堤です(88箇所巡りサイトより)。

普段は上から下へ水を落として水力発電をしますが、下のダムに水を溜めといて、夜間に余った電力で下から上へ水を汲み上げて日中の水力発電に使うのを揚水発電といいます。
ここでは穴内川ダムが上池、間に穴内川発電所を置いて、繁藤堰堤が下池となって揚水発電が行われています。

いい仕事をしてるんだけど、堤体高が11mしかないのでダムとは呼べず、堰堤。

高速道路沿いの西側にあるので、毎週病院へ行く途中に見下ろすのが好き。


左岸から
奥に写ってるのが高速です


右岸から、下流側。
晴れてるし、ぜんぜん放流してない。。

右岸から、上流側。
けっこうなみなみ溜まってます。


管理事務所の柵にハンコがありました。
サイトによると、蓋に四国電力からのメッセージが書いてあるとのことでしたが、蓋はどこかへ旅に出ていました。
代わりといっては何ですが、蜘蛛の巣みたいなのがいっぱい。できれば触りたくない感じ。
奥に手袋がありましたが、これのために用意されたわけでもないでしょう、こっちも虫だらけっぽい。うひょー


虫を恐れてダムめぐりはできないのです、ということでハンコゲット。
この日は朱肉を忘れてしまいましたが、ちゃんとハンコと共に用意してありました。四電さんナイス。
ちなみに、ハンコがないときは蛍光ペンをハンコに塗って代用できます。
昔消しゴムハンコにはまっていた時は蛍光ペンにお世話になったものでした。懐かしいな。


ダムから少し離れた北側に車をとめたんですが、工場の資材置き場になっていました。
こういうのすごく好き。

盛り合わせって。盛り合わせ・・・笑



右岸側の道路の壁に、四電マークが書いてありました。こういう苔アート、よく見ますね。
病院の近くにも、交通安全の標語みたいなのが苔アートしてあるし。この手をよく考えたよなあ。
どうやってるんでしょう。苔が生えない塗装とかするのかな?時々削ってるのかな?


さて、88箇所マップを見ると、近くにもうひとつダムがあります。
繁藤堰堤の上池、穴内川ダム。

繁藤堰堤から南へ少し行くと、左折すれば高知方面、というT字路があります。
これを直進して、3kmくらい進みます。
集落を抜けていくと、急に幅員減少。
やっぱそうきたかー。と言いながらヘアピンカーブをくねくねと。
だいたいダムというのは人里はなれた山奥にあるのです。
繁藤堰堤とか杉田ダムみたいな道沿いどーん、てのは特殊な例です。

すると目の前が開けて巨大なダムが現れました。
これは堰堤って書いてあるけどダムです。
小さい堰堤が堰堤で大きい堰堤がダムなので、まあ広義には堰堤ですが。



照度の関係か、上流から見るとなんだか砂漠の城のような雰囲気があるダムでした。
このダム、日本にも数箇所しかない、四国には2つしかない中空重力式構造のダムなのです。

中空重力式コンクリートダムとは。昔、コンクリートの材料が高価で安定供給が難しかった時代、コンクリートを少しでも節約しようと、いわゆる重力式コンクリートダムの中を空洞にして作られたんだそうです。作るのめっちゃ難しそう。
現代ではコンクリートが安くなり、安定供給が可能なので中空重力式はもう作られていません。
でもこの中が空洞なんて変な感じ。中に入ってみたいですねー。



これこれ。
穴内川ダムは四国電力のダムとしては最大で、県内では早明浦ダムに次いで大きいそうです。
こんなに大きいけど、電力会社のダムだからダムカードは貰えない。残念。


天端から見下ろすとこんな感じ。緑豊かな山の中です。


これは天端に下りる階段のコンクリート。
確かに、石が大きくてコンクリートの質はイマイチそうな感じがするかも


ハンコゲット。これで20個です。

管理事務所のかたわらに、謎の蓋がありました。
何だろう・・・
よくわからないけどこういうの好きなんです。
対岸からの帰り道。すごーく長い天端を渡ります。
洪水吐きが左岸にぎゅぎゅっと寄ってて、左右のバランスはいまいちかな。

そしてダム建設のときに亡くなった方の慰霊碑も。
すごく大掛かりな工事だし、昭和30年代。事故もあったのでしょうね。

帰り道、車のすれ違いも怪しい細い道の途中に、こんなのがありました。
この苔アートはアマチュアの作品ですね。
わざわざこんな山奥に来て何してるんだか。


そのまま下道で南国へ下りました。
根曳峠を越えたあたりで、目の前にどどーん。

採石場でしょうか。
すごーいハウルの城みたい。
つい引き返して写真撮っちゃいました。
下道を通るのは久しぶりです。学生時代は香川も愛媛も宇和島も、節約のため下道で行ってたけど、最近はすっかり時間節約が第一になっちゃったからなあ。
下道の景色もいいものですね。カーブはやだけどね。

というわけで梅雨入り直前のダムめぐりでした。
梅雨になったら放水してるダムが見れそうです。が、雨の中のお出かけは億劫なのでどうなることやら。

2015年2月20日金曜日

龍馬マラソン

2月15日、初めてのマラソンに挑戦しました。
きっかけは、去年のウルトラマラソンに抽選もれしたこと、かなあ。もともといつかは走ってみたいと思っていたのです。それは長野マラソンのボランティアをした中学生の頃から。

大学の頃は走るより部活に忙しかったけど、研修1年目の時の先輩がよくマラソンに出ていて、いつかは… と思ってました。
そして今の病院はDr.たちが妙に運動好きで、みんなでウルトラマラソンに出ようとしたり、週一でスカッシュバレーしたりしているのです。で、乗せられてウルトラに応募したら落ちた、と。
こうなったら何としてもマラソンに出る!と燃えてしまったわけです。

挑戦を決めて、去年の11月頃から走った距離約150km。10km週3回が目標だったけど、それには遠く及びませんでした。
でも夏は時速8kmで3kmも走ればもう満足だったのが、最終的に時速9kmで10km走れるようになったので成長したってもんです。
1月に一度だけ挑戦した20km走では、13kmくらいでハムがぱんぱんになりそれ以上走れず。
そんな感じで当日を迎えました。

脚にはいろいろ不安があるので、その対策は色々しました。
扁平足+外反母趾があるので、カサハラ式テーピングの上からラン用の5本指靴下。すぐ痛くなる右膝には鬼コーチこと旦那さんに頼んで前日にテーピング、そして鬼コーチによる縫工筋ゴリゴリほぐし。「痛いわ!!」と叫びながら。
足首安定のために、右だけコウノエベルト足首用。
CW-Xのコンプレッションスパッツ、鬼コーチに借りたコウノエベルト腰用。
ちなみにパンツもラン用のを買いました。
ズボンじゃなくてパンツ。アンダーアーマーのが安売りしてたので。食い込まなくて快適だった気がします。笑

前日に受付して、当日は8時過ぎに城西公園へ。
カーボローディングと称して朝はお餅を食べたのですが、これがちょっと少なかった。ので、プロテイン飲んで、持久力のためにヴァーム飲んで。ここで水分を摂りすぎました。
会場へ行ってトイレに行こうとすると、これが長蛇の列。たくさん並んだ簡易トイレにたくさん人が並んでます。
8時半の集合に遅れると最後尾のFブロックからのスタートになっちゃうのですが、目標時間が制限ギリギリ6時間のあたし、もちろんスタートはFブロック。てことで遅れても関係なし!気にせず並びます。
スタートの9時まで、ぞろぞろ電車通りに移動したり、開会のセレモニーがあったりしたようですが、最後尾にはほぼなにも聞こえてきませんでした。
それよりも日陰で寒い!
またトイレ行きたくなるじゃん!

9時に号砲。あたしがスタートゲートをくぐったのはその7分後でした。
関門とかの計測は号砲が基準になるけど、個人の記録はゲートをくぐってからの時間も測ってくれます。靴にチップをつけてて、これで5kmごとのラップタイムを計測してくれるんです。便利。

しばらくは人口密度が高すぎて、走ってるとも言えない状態が続きます。
ちょっと駆け足するとすぐに詰まって、高速の渋滞みたいな感じ。
初めから飛ばしたら保たないとふんで、キロ7分半くらいを目指して走りました。ゆっくりゆっくり。
欲張っちゃいけない、目標は完走です。

4kmくらいごとにある関門は、6時間でゴールできるペースを上限にされてます。
スタートでの7分のロスもあって、最初はちょっと焦る。
それからエイドも3キロおきくらいにありました。最初だけはスキップしたけど、その先はかならず何かしら飲んだりかじったり。

高須のあたりでは沿道に知り合いもちらほら見つけました。

6キロくらいで早くもトイレに行きたいような感じ。やっぱ朝飲みすぎたよなー。早いうちにトイレ行くとか勿体無い!って思ってたのに。
まだ人口密度が高い分トイレも結構混んでて、並ぶのがためらわれます。
そして9キロ地点。コースが南国バイパスを離れるところに、2個だけ仮設トイレがありました。少ないからこそ、並んでるランナーも少なく4人だけ。
ここだ!と思ってすかさず並びます。
待ち時間の間に水分補給、うちの母と一緒に応援に来てくれてる鬼コーチにメール、擦れて痛くなってきた足首ベルトの巻き直し、などごそごそ。

さて、東道路の交差点を南に折れて、海を目指します。トンネル内は狭くて、再度人が詰まり気味。追い越してはつっかえ、コース取りが難しい。
二つ目のトンネルの手前でカツオくんを追い越しました。沿道からも大人気。
トンネルを出ると、エイドにスポーツトマトが。これが美味しかった。エイドの食べ物ではこのトマトと蜜柑が良かったです。

アイドル風の子達が空き地でダンスを披露してたり、吹奏楽部の子達が演奏してたり、応援もいろいろ手が凝ってます。
個人的にチョコ配ってるおばあちゃんとか塩あめ配ってる人とか、深層水配ってるけどコップがないところとか。
ほんとここの人たちあったかい。

15キロ地点くらいで母を発見。交通規制があって、応援の車も多くて大変だったろうに、ありがたい。鬼コーチは相当運転を頑張ってくれたようです。
向かいに義姉を発見、その先に鬼コーチ。
「何かいる?」と聞かれて、「大丈夫!」と答えて走り去りました。まさかこの先もう会えないなんて思わなかったよね。
あとこの辺の道端で実況のラジオが流れてて、「川内選手、残り5kmです!」みたいなのが聞こえました。おいおいもうゴール目前ですか・・・ わたしの3倍速ですかー。

前は限界だった13kmは過ぎたけどまあ快調に走ります。19キロくらいで浦戸大橋。
「絶対歩いちゃダメ!」という恩師の言葉が蘇りますが、去年走った人には「坂は歩くべき」と言われたし・・・ 悩みつつ、ここはさすがに途中から歩きました。
海沿いの花海道に出て、ここからはずーっと同じ景色。
沿道にはずっと応援の人が続いています。23キロくらいでそろそろしんどくなったけど、こう人が多いと歩くに歩けない。応援の子供達が伸ばす手にタッチしながら走ります。
ここらで念のため、ともう一度トイレ休憩。だいぶ張ってきた脚をストレッチ。
あんなに心配だった右膝は何ともなく、それより左の足が痛い。右のコウノエベルト、効いてるんだなー、と実感。
さらに鬼コーチにメールすると、どうやらすれ違ってしまった模様。「急いで追いかける!」と。

再び走り出すも、だいぶ左足が痛い、ので、右に巻いてたコウノエベルトを左に付け替えました。
エネルギー補給のためにと、エイドではあんま好きじゃないバナナも食べました。皮をむいてくれてるから、受け取ると手がベタベタになる。うぬぬ(ーー;)

仁淀川橋の手前で鬼コーチからメールが来て、渋滞がすごすぎるからゴールで待ってる!と。
しかし、脚はもうぱんぱんなのに、エイドのエアサロが売り切れてるわけです。え、えあさろー…
完走に不安を感じながら、仁淀川橋に差し掛かります。これを渡りきれば折り返しだ。
しかしこの橋、長い。恩師の言葉を浮かべつつ、耐えきれずに歩く。途中でストレッチして、また走る。その繰り返しです。
橋を渡りきっても折り返しはまだ見えません。コースを下見した時、仁淀川橋の手前までしか見てなかったんです。ここまできたらあとは折り返し、としか思ってなかった。渡りきってからまだ数キロあるなんて。えー。。
折り返しの手前のエイドに救急車が止まっていました。
え、参加者搬送…?

そしてついに折り返し。帰り道ってのは何故か短く感じるもので、歩いたりしながらもどうにか進みます。途中、職場のDr.とすれ違いました。「頑張りましょう!」と何故か言えず、「頑張ってください!」になりました。他人事。

そして橋を渡りきるとそこに…鬼コーチ!と、母!
どうやら、めちゃめちゃ細い裏道を抜けまくってきてくれたようです。ありがたい。まじありがたい。エアサロを浴びまくり、アミノバイタルのゼリーを流し込む。
次はゴールで!と言って別れました。

そこから20分もするとあら不思議。体があったかくなってきました。脚は痛いには痛いけど、さっきまでより長く走れる。
そうか、エネルギー切れだったのねー。
時速9キロとしてもう4時間半、2000kcalは消費してるはず。バナナ2切れじゃ足りません。

これに元気を得て、あと7km。
1km走って、1km歩いて。
あと5kmのところで、残り70分。
残り全部歩いても6時間に間に合うぞ、と誘惑に誘われますが、走れる限りは頑張ろう、と自分を諌めて走りました。

あと2kmのところでおっきなカメラ持ったおじちゃんが1枚撮らせて!と合図してきて、つい笑顔になりました。あとで聞くと友達のお父さんだったみたい。ああいう応援の仕方もあるなーと。元気出ました。

春野運動公園の敷地に入ってからも歩いていたら、義姉夫婦を発見。
これは走らないわけにはいかないじゃないの…と、最後の力で走ります。その先に母、そして鬼コーチ。
歩かせてくれ〜と言いながら競技場に入り、残りトラック半周。
ここまでくると何故か元気が出て、最後は何人か抜かしてゴールしました。
5時間33分。ゲート超えてからで5時間26分。

しばらくはまともに歩けたのですが、応援する側に回ってがんばれーとか言っているうちに脚が固まり、帰りの車まではびっこひきひき行きました。

そして3日間続く筋肉痛。
右は大腿四頭筋と筋膜張筋、左は足の外くるぶしらへんが痛い。
左右非対称です。歪んでるんだな。

いやー、いい体験しました。
次は5時間切りを目指したいと思います。

2015年1月31日土曜日

ダムめぐり2

永瀬ダムを満喫したあとは、来た道を引き返して、吉野ダムを探します。
とにかく入り口がわかりにくい。
国道側からは発電所入り口ってバス停を入ると行けるんですが、またも通り過ぎたので対岸に渡ってみました。しかし入り口わからない。
結局また国道に戻って、発電所のところから入りました。
車を発電所に止めて。
余談ですがこの碍子って、日本の技術力がものすごーく集約されてるんだそうです。アジアの他国も作ってみたけど、品質イマイチで事故が起こったりするらしい。日本碍子はすごいのです。

碍子にうっとりしてから細い道を下りていきます


そして発見

杉田ダムとお揃いの黄色と緑。
このあたりのテーマカラーなんでしょうか。

天端も緑色の鉄板で、重厚感には欠けますが古くさくてわくわくする。笑

機器も緑色

ダム湖側から

下流から

対岸にも道がありましたが、どこから繋がってるかはわかりませんでした。

土佐山田の街まで戻って、最後は休場ダム。
土佐山田駅の少し西から、北の平山地区に向かって入っていきます。
道がどんどん細くなるけどそのまま進みます。

立派な発電所が見えてきました。
新改発電所。
ここの付近には高知県最初の水力発電所、平山発電所跡地もあるらしいけど、これはわかりませんでした。
次は是非行ってみたい。
発電所はこんな感じ

遠くに導管も見えます。


さらに奥へ進みます。
すれ違い不可な道幅になってしばらくいくと、ありました。

こぢんまりとしたダムです。
こんなのをくぐって天端に出ます

古い滑車。
使用不可かい。

ハンコケースはフェンスにがっちり固定してある、と88箇所巡りのサイトに書いてありましたが、
ケースはどこかへ行って、ハンコがしっかり(?)固定してありました。

ケースは流されたのかなあ。

これで集めたハンコは18個。ダムは88箇所、砂防ダムなども含めて全部で煩悩の108箇所あるので、残り90個。

ダム巡りはまだまだ続きます。

2015年1月28日水曜日

ダムめぐり

何回か言い切り口調で書いてみたけど、すごく書きにくいので元通りのですます調に戻します。やっぱ慣れないことはするもんじゃないね。

先週末、ダムめぐりに行ってきました。
いや、去年から始めたんですが。
今住んでるとこの近所に中筋川ダムって大きなダムがあるんです。気になって行ってみたらダムカードを配ってることがわかって、またダムカードを貰いに行ったんです。その時管理事務所の入り口を見ると「四国堰堤ダム88箇所巡り」のポスターが目に入りました。
四国のダムや堰堤を巡ってハンコを集めるらしい。とりあえず無料登録が必要らしい。

こうして堰堤とダムの区別も知らなかった私は本格的にダムめぐりに足を突っ込んだわけです。

この88箇所巡りは、四国じゅうのダムや堰堤、砂防ダムに用意されたハンコを集めて回るもの。コンプリートすると認定証をいただけます。
ダムカードは、全国の国土交通相と独立行政法人水資源機構が管理するダム、及び一部のダムで、ダムのことをもっと知ってもらおうと配っているカード。高知でも5箇所で貰えます。


今回行ったのは、土佐山田から西へ向かって物部川沿いにある3つのダム。
超目立つ杉田ダム、ひっそり隠れた吉野ダム、そして、ダムカードがもらえる永瀬ダム。
時間があったので、土佐山田の北にある休場ダムにも行きました。

まずは川下の杉田ダム。
88箇所巡りのページにもある通り、道からも超目立つ、わかりやすいダムです。一方で色が鮮やか過ぎて、いささか工場っぽい気も。

行った時は堆積土砂の除去作業中で、天端には入れませんでした。

続いて吉野ダム、と思ったんですが潜みすぎて入口が分からず通過しちやったので、とりあえず奥の永瀬ダム。

国道から横道に入ります。ところどころすれ違いに気を使う道を少し行くと、ありました。

これは反対側から撮ったもの。
さすがダムカードを配ってるダム、重厚感あります。
山に囲まれた景色も美しい。
あと、こういうの好きです

旧字体?

方言まるだし

真ん中のゲートから

ウォーキングしてるおばちゃんたちに不審な目で見られながら写真を撮りまくり、管理事務所でハンコとダムカードゲット。

次回に続きます

2015年1月18日日曜日

長沢堰堤

昨日、幡多からの帰り道、ずっと気になってた堰堤に行ってきた。


窪川方面から来て中土佐ICの手前、トンネルの上に見える白っぽい堰堤。

須崎までは高速無料だから、中土佐で降りても損はないし、ナビを見たらインターからも近そう。
時間に余裕があったので降りてみた。

インターを降りて右折、純平スリーエフがある方向へ。
スリーエフを過ぎてすぐの、橋の手前を右折。
するはずだったんだけど、
「あれ?ここかなー?」
とかいいながら通り過ぎるわたし。

いっつも曲がり角って行き過ぎるか早く曲がりすぎるのだ。地図に載ってる大きそうな曲がり角なのに信号ないしね。
ダムめぐりしててもだいたい毎回曲がり間違えて時間がかかります。
地図が読めないわけじゃないんだけどねえ。

しょうがないので行き過ぎて、左に3回曲がって戻ってくる作戦を取る。
も、3回目の曲がり角をまた通り過ぎ、インター方面へ。。
だってね、細くて「ここ?」みたいな道で・・・

で、そこからインターを通り過ぎるまで本線に合流する角がなく、しかも途中工事してて未舗装のガタガタ道になり。
セダンで通る道じゃなかったよまったく。

やっとのことで本線に戻ってもう一度攻めなおし。
今度こそ橋の手前で曲がりました。

そこからちょっと林道っぽいのに入って2キロあるかないか、くらいのところで高速との交差ポイントへ。
ありましたありました。
やっぱり砂防堰堤だ。



長沢堰堤
完成 平成25年3月
国土交通省


まだ新しい。
真ん中あたりにある金属の柵がいいかんじで、ずっと気になってたのだ。
こういうのは山にいくとけっこう見るけど、88箇所巡りには載ってないのだ。これは新しいし。
大きな砂防堰堤は載ってるけど。

ほっこり暖かな日差しのもと、さらさら水が流れてていいかんじでした。
満足。